高齢者における脱水症状の原因とは
2024/09/22
脱水症状が起きると、さまざまな危険性を伴います。
特に、高齢者は水分補給が苦手な方も多いため、脱水症状に気をつけなければなりません。
本記事では、高齢者における脱水症状の原因について解説します。
高齢者における脱水症状の原因
体内の水分バランスの変化
年齢を重ねるごとに、体内の水分量は少しずつ減っていきます。
水分は経口摂取だけではなく食事からも摂れますが、高齢者は嚥下機能の低下によって食事量が減ってしまいがちです。
また、体液を保持する筋肉量の低下により、体内の水分バランスが低下し脱水の原因につながります。
内臓機能の低下
内臓は、体内の水分バランスを維持する働きがあります。
しかし、加齢とともに内臓機能が低下してしまうと、適切な水分量を維持できなくなってしまいます。
腎臓機能が低下すると、塩分や水分のバランスが取れなくなるため、注意が必要です。
感覚機能の低下
体の水分が減少すると、のどの渇きによって水分を補給します。
しかし、高齢者は感覚機能も低下してしまうため、渇きを感じにくいです。
水分を取るタイミングに気づけず、脱水症状が進んでしまうケースも少なくありません。
まとめ
高齢者は加齢により体内の水分バランスが変化し、水分量をコントロールする内臓機能も低下します。
また、のどの渇きを感じる感覚機能の低下により、脱水症状が起きやすいため注意が必要です。
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