床ずれが発生する主な原因について
2024/12/01
介護現場では、体が不自由な方へ身体介助を行います。
寝たきりの方は床ずれを予防するため、定期的に体の位置を変える必要があるでしょう。
本記事では、床ずれが発生する主な原因について解説します。
床ずれが発生する主な原因
体の圧が一部に集中するため
寝たきりや同じ姿勢を長時間続けると、体の一部に圧がかかります。
圧迫された部分は血流が滞り、皮膚へ栄養が届かず皮下組織にダメージが発生しかねません。
高齢者は皮膚が弱い方も多いため、同じ姿勢を続けると床ずれの発生につながります。
むくみや栄養状態によるもの
床ずれは姿勢の問題だけではなく、栄養状態の悪化やむくみによる血流の悪化も、床ずれにつながります。
病気や体調の悪化によって床ずれによる痛みに気が付かず、悪化するケースもあるため注意しましょう。
服用薬が原因の場合もある
栄養状態に問題がないケースでも、服用薬が原因で床ずれになる場合もあります。
抗がん剤やステロイドなどを長期服用していると、免疫力が低下し皮膚感染が起きやすくなり、床ずれになってしまいます。
そのため健康状態にかかわらず、定期的に皮膚状態のチェックを行いましょう。
まとめ
床ずれが発生する原因は、以下の通りです。
・体の圧が一部に集中するため
・むくみや栄養状態によるもの
・服用薬が原因の場合もある
床ずれの原因は、長時間の同じ姿勢だけではないため、日ごろから注意しておきましょう。
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